空から少女が落ちてくる―! 少年パズーがその少女を助けたことで物語は幕を開ける。少女の名はシータ。空の海賊一味となぞの黒眼鏡の男達に追われていた。シータが持っていた「飛行石」の神秘的な輝きに導かれ、2人はやがて、天に浮かぶ伝説の城「ラピュタ」に足を踏み入れることになる…。
Amazon.co.jp: 天空の城ラピュタ [DVD]: 田中真弓, 横沢啓子, 初井言榮, 寺田農, 常田富士男, 宮崎駿: DVD
ジブリ映画の最高傑作です。パズーやシータなどのキャラクターももちろんですが、ラピュタでお墓を守っているロボットが泣けます。
うちの次女(6歳)はラストシーンでラピュタに残された墓守のロボットが小鳥を肩に乗せて歩いているシーンを見て、「ロボットかわいそうだね」と言い、次の日に目がはれてしまうほど号泣していました。
見て損はないこれまでで最高のアニメ映画だと思います。
天空の城ラピュタ [DVD]
また、アメリカ版DVDだとBGMがまったく違いますので、聞き比べてみるのもけっこう面白いです。私は英語版のBGMのほうが音が途切れなく続いていて感情移入しやすく好きです。ちなみにアメリカでのタイトルは「Castle in the Sky」。
Castle in the Sky
アメリカ版のタイトルがラピュタにならなかった理由
アメリカ版のタイトルに関して少しうんちくを。
アメリカ版のタイトルがラピュタにならなかったのは、「La puta」がスペイン語で娼婦を指す言葉のため、子供たちも見るアニメ映画のタイトルとしては不適切だと判断されたからでしょう。
英語版
天空の城ラピュタはジョナサン・スウィフト原作の小説『ガリヴァー旅行記』をモチーフにしていますが、結構風刺がきつい作家であった作者のスウィフトが意図的にこんな名前をつけたのだという説もあります。どちらにせよ原作者の命名した名前がのちのちに結構な影響を与えています。
タイトルに関してはいろいろな紆余曲折があったようですが、やはり作品のクオリティは変わらず、どの言語版を見ても感動することには変わりがありません!
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