海外に本を安く送る方法はないでしょうか?本って重量があるので、EMSなどで送ろうとすると何万円もかかってしまいそうです。本の値段よりもはるかに高額な郵送費用がかかるのも悲しいので、今回北米向けに書籍を送った方法をご紹介させていただきます。
国際郵便のサービスで特別郵袋印刷物というものがあります。あまり聞きなれない郵送方法ですが、すっごく安く印刷物が送れるんです。
特別郵袋印刷物とは
・同一差出人様から同一受取人様あてに印刷物を送る際に便利な発送方法です。
・専用の郵袋(ゆうたい)に印刷物を入れるだけ。
・最大30kgまで送れます(ただし、イギリスあては20kg)。
・航空便・SAL便・船便の中から発送方法を選べます。
上記が特別郵袋印刷物の日本郵便からの引用ですが、実際に私が送ったときは書籍が痛むのがいやだったので、ダンボール箱のまま郵袋に入れてもらいました。この記事を見て、あなたがもし特別郵袋印刷物扱いで本を送ろうと思ったら郵便局で中身の確認をしてもらうまでは封をしないでおいてくださいね。
料金は国際郵便海外料金表のとおりほかの国際郵便と比べて非常に割安です。今回送った印刷物は12.3kgの重量でしたので下記のとおりでした。
【13kgまでの送料の比較】
▼EMS(国際スピード郵便)
・航空便:17,300円
▼国際小包
・航空便:20,500円
・エコノミー航空(SAL)便:14,650円
・船便:7,800円
▼通常郵便物(特別郵袋郵便物)
・航空便:11,400円
・エコノミー航空(SAL)便:10,500円
・船便:5,800円
▼EMS(国際スピード郵便)
・国際郵便の中で最優先に取り扱い、2~4日程度でお届けします。
▼航空便
・飛行機で輸送するため、料金は高めですが3~6日程度でお届けすることができます。
▼エコノミー航空(SAL)便
・日本国内と到着国内では船便として扱い、両国間は航空輸送する、船便より速く、航空便より安いサービスです。
・受取人様の住所の国に届くまで、6~13日程度かかります。
・相手国の取り扱いによっては、さらに日数がかかる場合があります。
▼船便
・船で輸送を行います。1~3ヶ月と時間はかかりますが、低料金で輸送できます。
今回はそんなに急ぎでもない(クリスマスにつかなければいつ着いても同じ)ので、一番安い船便で送りましたが、1-3ヶ月の期間がかかってしまうのが難点です。余裕を持って送ることができる場合や、あまり急ぎでない場合の書籍の国際郵便は特別郵袋印刷物として送るのが一番有利なようです。唯一の難点はすべての郵便局で扱っているわけではなく取り扱い郵便局が限られていることでしょうか。
皆さんも上手に国際郵便を利用してくださいね。
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コメント
[…] するので、郵袋というのにした。荷物のなかみは友人の息子(21歳)へのギフトのマンガが45冊くらいと英和辞書2冊。郵袋はなかなか安くて良いよ、詳しくは夫のページを見てね! […]